1950-09-01 第8回国会 衆議院 建設委員会 第11号
これがため死者九名、行方不明八名、流失倒壞戸数六百七十四戸、浸水家屋約二万戸、冠水耕地面積五万五千町歩、宮城県の耕地面積は全体で十万町歩でありますが、そのうち五万五千町歩というものは、まつたく水稻がほとんど減收あるいは皆無というような状態になつたのであります。すなわちこれによるところの減收は二十八万五千石に達しておるというのであります。
これがため死者九名、行方不明八名、流失倒壞戸数六百七十四戸、浸水家屋約二万戸、冠水耕地面積五万五千町歩、宮城県の耕地面積は全体で十万町歩でありますが、そのうち五万五千町歩というものは、まつたく水稻がほとんど減收あるいは皆無というような状態になつたのであります。すなわちこれによるところの減收は二十八万五千石に達しておるというのであります。
その後被害状況の判明するに從いまして、内務省竝びに厚生省と打合せをいたしまして、流失倒壞家屋竝びに浸水はなはだしき家屋約八萬戸を對象にいたしまして、毛布十四萬五千枚、婦人服、子供服、肌着、パンツ、學童服その他の生地類を割當をいたしておる次第であります。以上お答え申し上げます。
この夏の災害に關しましては、直後におきまして國會竝びに政府各關係方面の詳細な御視察をいただいておりますので、その概要はすでに御承知のことと思うのでありますが、今群馬縣の災害の概要を申しますと、死者、行方不明者において七百、家屋の流失倒壞において千九百三十六、冠水田畑一萬五千町歩、流失埋沒いたしましてこれが復舊にきわめて困難と思われる田畑が一萬三百町歩道路の決壞が千四百六十九箇所、橋梁の流失、橋臺の決壞
昭和十八年の水害で、死傷者二百八十八名、流失倒壞家屋四百四十七戸、また浸水家屋は一萬七千四百二十七戸、こういうような大慘害を受けておるのであります。五ヶ瀬川及び祝子川はともに中小河川として國庫の補助を仰ざ、目下施行中でありますが、この計畫には下流部竝びに河口附近の處理等を含んでおりません。
○説明員(池田大助君) 全部の集計をいたしました結果を申上げますと、木材の流失でございますが、これの総計が百十七万九千石、それから製材工揚の流失、倒壞が七百五十九棟、木炭の流失が三十一万八千俵、薪の流失が三百一万四千束、炭窯の崩潰、流失が二万六百八十基、木炭倉庫の倒壞流失が八千五百六十五棟、作業道の流失が百五十万一千メートル、林道の路面の流失が二百八十三万五千メートル、橋梁の流失が一万三千六百五十七
そういうわけで流失倒壞が非常に多いのであります。殊にこれから寒さにはいる際にあたつて、そういう人々はどうするかということに非常に惱んでいるのであります。しかるにただこれの報告が遲かつたとか、あるいはまた中央に聞えることが緩慢であつたとかいう理由をもつて、最も冬の寒さに向う季節において住宅難に苦んでいるにかかわらず、おひざもとの目に近いところだけが厚く待遇されている。
○伊東政府委員 第一點め、東京が流失倒壞家屋が非常に少いが、それに對して割當が特に多くなつておるのはどういうわけかという點でありますが、これは、大體におきまして、岩手、群馬、栃木、埼玉など非常に災害が大きいのでありますが、これは戰災都市が少うございます。もともとの住宅不足の状況というものは、東京とその他の府縣では比較にならぬほど違います。
○淺利委員 先刻の流失倒壞の報告によりますと、東京五十六戸、岩手四千百四十五戸、群馬三千八百八十四戸、埼玉が三千三百五十七戸、これに對して埼玉が八百、東京が六百、群馬が六百、岩手がわずかに五百五十、比率の上から見て非常に少い割當でありまして、公平を缺くように思われるが、これに對する何か特殊の納得のいける事由があるでしようか。
次に商工省所管の衣料対策でありますが、流失、倒壞及び浸水のはなはだしかつたものの一部約八万戸を対象といたしまして、一戸につき毛布二枚、婦人服一点、子供服一点、子供外衣二点、パンツ二点ずつを大体の基準として配給いたしておるのでありますが、すでに各府縣に配分した数量を申し上げますと、毛布が八万四千四百枚、タオルが二万枚、幼兒服五千枚、肌着類十五万九千二百枚であります。